オカカを見ると、死んじゃった猫「ユカ」を思い出す。
ユカはオカカが大好きだった。
おやつがわりに、オカカだけでもしゃもしゃ食べる。
ある日、情報源は何だったか忘れたけど、オカカは猫の身体に悪いと言う事を聞いた。
消化出来ない成分があって、それが尿道結石になると言うのだ。
ううっ、思い当たるフシがあった。
血尿を繰り返し、度々動物病院の世話に成っていたのだ。
原因は、もちろん尿道結石。
その情報を知ってから、僕はあんなに大好きだったオカカをぴたりと上げるのを
止めてしまった。
もちろん、ユカはそんなこと知らないから、ネダル。
身体に悪いんだから、ダメッ! と、頑として上げなかった。
しかし、癌におかされ、食事もろくに取れなくなった時、はたと思い出した。
ユカは、オカカが好きだった事を。
オカカを上げた。
少しだったけど、食べてくれた。
凄く複雑な心境になった。オカカを上げる事は、もうユカを見放した様な気がしたから。
もう一つは、好きなものを食べる事が出来なくて、悲しかったんじゃ無いのかと言う
気持ち。加減して上げれば良かったんじゃないのかって。後悔。
2002年、5月に13歳でユカは死んだ。
今でもオカカを見ると『 にゃごにゃご・オカカ〜〜 』と、言っているユカの顔を思い出す。