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偉そうなタイトルのコーナーですが、この話題は結構興味のある人が多いようなので
私の経験を元にちょっとだけアドバイスしてみようと思います。
Q.
つばきさん、会社員24歳
楽しくHPを見させてもらっております。「帯ひろ志のまんが道」を見ていて、そのすごさに圧倒されてしまいました……。「Q&A漫画家になりたい人へ」に質問です。 私は漫画家を目指しています。24歳になります。もう何十本も描いては没ってます。 少年誌に主に投稿しているのですが、投稿すればするで、とりあえず編集さんからネームが見たいといわれ、描くのですが、それでも賞にはいることはなく、最終選考どまりです。 それを繰り返してばかりで、今も、編集さんにネームを見せることになったんですが、2ヶ月たっても何も思いつきません。私は普段、勤めているので、なかなかそれに気を取られて思うようにいかないのです。ここぞという時に何も働かないのです。漫画家になりたいという気持ちは溢れんばかりなのに、行動がついていきません。それに、やっぱり少年誌では年齢とか関係あるのでしょうか。 年齢と、今まで自分がやってきた年月を考えると、もうダメなのではないかと考えてしまいます。折角、チャンスが巡ってきても、いつも消極的になって逃してしまっているような気がするのです。やっぱり、一度編集さんとコンタクトが取れたら、すぐに取り組むべきですよね。やっぱり何ヶ月もたつと忘れられてしまうのでしょうか。あきらめようにも、馬鹿な故、あきらめ切れてないんです。どうしようもなく焦ったり、悩んだりした時はどう気分転換しますか?アシスタントに推薦したいと言われたのですが、アシスタントは、やるべきなのですか? 教えて下さい。お願いします。 A. まず持ち込みをした後、編集さんからネームが見たいと言われる事は、漫画家としてなとかなりそうだと言う可能性を秘めた言葉です。 ネームでは漫画賞には応募出来ないので担当の元でネームを直し、完成原稿に仕上げて結果を待つ訳ですが、つばきさんは何回も最終選考どまりですか……。 辛いとは思いますが、ここは冷静になって考えて見ましょう。 成績が伸びないと言うのは結構危険なんです。 つまり、一つの作品を描くときに自分で学んでいない事が考えられます。 例えば、絵の表現にしても台詞まわしにしてもストーリーの展開にしても作品一つ描き上げた時に自分で納得出来ないところがあった筈です。 その納得出来なかったところを反省点とし、次の作品を描く時に少しでも直っていたか? 簡単な理論ですが、前回の作品よりレベルアップしていなければ成績は上がりません。 私がつばきさんの担当だったとしたらこう考えます。 「どうやらこの新人は煮詰まっている様だ」 「自分の判断に自信がもてなくなり、作品も冷静に見れなくなっている」 「なにかキッカケがなければ状況は変わらないかも知れない」 この論法で考えて行くと、つばきさんに何か刺激になるような事はないかと言う事でアシスタントの話しが出たのではないかと思う訳です。 もちろん、漫画の世界では常時アシスタント不足ですから、ある程度の絵の技量があればアシスタントの話しは出るのですが、この時の担当氏の台詞には私が思った様な気持ちがあったのではと感じました。 年齢の件ですが、暗黙のボーダーラインがあると言う事は否定出来ませんが、24歳と言う年齢ならばまだまだ関係ないと思います。 ただ、正直何年も実力アップが見られないとなれば編集部の評価は下がってしまいます。やる気をみせても実際は何ヶ月も編集部に連絡を取らなかったりと、それでは漫画家になれる可能性はありません。 もし、本気で漫画家に成りたいのであれば、現状を壊すしかないかも知れません。確かに今の勤めを辞めてアシスタント生活、もしくはプータロー生活を送ると言うのは半端な覚悟では出来ないと思います。 現在の生活をとるか、漫画家と言う夢をとるか。 何かの本で読んだのですが、漫画家に成りたいと思っている漫画家予備軍は500万人もいるそうです。もちろん編集部には毎日の様に投稿作品や持ち込み原稿がやって来ます。その大勢の中でももっとも目立たなければなりません。出来れば漫画家に成りたいな−と思っている、その他大勢の中に入ってはいけないのです。 誰よりも情熱的に作品を描き、誰よりもネームを描きまくる。ネタが切れたら担当に相談すれば良いのです。 漫画家に成ると言う事は、デビューして終わりではないのです。 先輩漫画家を蹴落とし、少ない連載枠を勝ち取って人気を維持していかなければならないのです。 よく、デビューしただけで、自分は漫画家になったなんて勘違いしている輩もいますが、私の経験から言って、5年もすれば70%はいなくなってしまいます。 どうせ目指すなら息のの長い漫画家を目指して頑張って下さい。 最後に、デビュー出来るのも長く漫画家が出来るのもガッツが鍵を握っているのは間違いありません。good luck! ●別にお答えします。 アイデアが出ないと言うのであれば、紙に登場人物が何人か書き、テーマをもう一度確認します。で、それぞれのキャラクターがやらねばならない、もしくはこのキャラでなければならない行動、台詞を準備します。後はページに照らし合わせれば土台となる箇条書きは完成です。あとはネームに起こすだけです。 単なる気分転換なら普通に遊びに行ったり、ゲームをしたりします。 アシスタントに関しては、ほとんどの人が為になると思います。プロの現場は為になりますよ〜。私も友人の仕事場は大好きです。技術以外にも精神的に感ずるものはきっとあると思います。 もちろん、むかない人もいると思いますが……。
Q.
TADASUKE-Cさん、高校生
メールで返事を出しましたが、戻って来てしまったのでこちらに掲載致します。 以前のメールでも書きましたが、私は今高校生です。そろそろ自分の将来を決める時期ですが、私は小学校のころから漫画を描いてきました。高校になってから「漫画家になりたい!」という気持ちがだんだん強くなってきて、最近本気で思うようになりました。しかし、親は賛成してくれません。「自分の趣味の世界だけにしてくれ」と言います。親は、私を大学に入れてもっと違う職業についてほしいようです。漫画家になるにはもっと早いうちから取り組まなければダメなのでしょうか? A. TADASUKE-Cさん、こんにちは(^^) >高校になってから「漫画家になりたい!」という気持ちがだんだん強くなってきて、最近本気で思うようになりました。しかし、親は 賛成してくれません。「自分の趣味の世界だけにしてくれ」と言います。 親御さんの反応としては、ごく普通の意見だと思います。 私の親もそうでした(笑) ところで聞きたいのですが、TADASUKE-Cさんは親御さんの意見に引っぱられてしまうところがあるのでしょうか? それとも、自分の漫画家に成る意志は変らないが、親にも納得してもらって漫画家の道を目指したいと言うのでしょうか? まず、親御さんの意見に引っぱられると言うなら私からもはっきり言います。漫画家を目指すのはやめなさいと。普通の人生を送った方が幸せだと思います。 次に親に納得して貰ってと考えているなら、親御さんを納得させられるだけの材料が必要だと思います。 漫画家に成りたいとか、目指しているなんて台詞は誰でも言う事が出来ます。小学生の頃から成りたいと思っていたなら、もう相当なページ数の漫画を描いてきたと想像しますが如何がでしょう? 作品があったらこんなに漫画を描いていて、本気なんだと言うところを見て貰いましょう。 今すぐ認めて貰わなくても、努力の姿勢があれば判ってくれる日が来るのではと思います。 >漫画家になるにはもっと早いうちから取り組まなければダメなのでしょうか? ダメと言う事はないと思いますが、毎日を生きている間にも漫画家になるんだと言うつもりで物事を経験して行くのと、なんにも考えず、突然漫画家に成りたいと思った場合では、物事の見方が全然違うし、経験を吸収する力も違うと思います。 それから具体的な、例えば投稿とかアシスタントをするとかは確かに早い方が喜ばれます。しかし、これと言った手順を踏まなければならないと言った事が無いのも事実で、結局は成りたい人の行動が鍵を握っていると言えるでしょう。
Q.
Kさん21歳。
現在自分は,大きな不安を抱えています。 やはり未来に対する不安です。専門学校時代にプロを目指していた友人が約20人(かなり多かったです)そして、現在漫画を描き続けている人は4人,アシスタントをしているのは自分だけです。 漫画の世界で生き残っていけるかどうか。自分の考えとしては,とりあえず描き続ける。自分の弱点を洗い出す。アシスタントの仕事を続けていく。ひつっこく編集に食らいつく。自分の信念を忘れない。これくらいのことしか思いつきません。生き残るためのアドバイス,何かあったら教えた下さい。 A. アシスタント先の先生はアドバイスをくれますか? かなり悩んでおられる様ですが、今の時期は何を描いても不安な時期なのだと思います。 >自分の考えとしては,とりあえず描き続ける。 そうですね、描き続けるのはもっとも大切な事だと思います。野球のピッチャーで言うなら投げ込むと言うところでしょうか。投げないと自分の良いところも悪いところも判りませんからね(^^) 自分の弱点を洗い出す、大事かも知れませんが、それより大事なのは自分の良いところを磨く、伸ばすと言う事ではないでしょうか。長所が目立てば短所をカバーすると言う効果もあります。現在、ご自分で抱えている短所と思われるところがどんなところか判りませんが、短所の洗い出しに躍起になっていると良いところも潰してしまい兼ねません。気を付けて下さいね。 アシスタントの経験は役に立つと思います。先生のノウハウを盗んだり、漫画家になった時のイメージトレーニングをしましょう。 >ひつっこく編集に食らいつく。 その通り。足繁く編集部へ通いましょう。 >自分の信念を忘れない。 信念が固定観念にならない様に気を付けましょう。 漫画家になるのはさほど難しくないと思いますが、漫画家を続けるのは大変むずかしい事だと思っています。アンテナを敏感に張って、いつでも色々な出来事に目を光らせていることも大事でしょう。それから、楽しんで漫画を描くことを忘れない様に……ってところかな(^^; |
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